方位学について解説します。

方位学1

方位学(本来は家相学が正しい)では、方位を出すために方位盤というものを使います。方位の区切りには、九気方位、八方位、二十四山の三種類があります。

 

九気方位は、気学と同じ八方位に分けたものですが、分割する角度が違います。気学は東西南北が30度、東南、南西、北西、北東が60度になっていますが、家相学では、八方位が等分の45度に分割された方位盤を使用します。

 

八方位は、風水の八宅派と同じように分けます。

 

二十四山は、十二支のそれぞれに陰陽をつけて24種類有ります。それぞれの角度は15度ずつの等分割になります。風水の影響を受けた流派では、大抵この二十四山も使っています。

 

大体の流派では、これらの二種類以上を組み合わせて使っているようです。

 

これらの方位には、例えば西ならば、恋愛運や金銭運に関係するというふうに、それぞれに性格付けがなされています。

方位学2

方位学は、「方位学」という呼び方より家相学と呼んだ方がいいでしょう。

 

家相学における方位の区切り方は、基本的に3種類ありますが、この「方位」という言葉がいつしか「方位学」という呼び方になったのかも知れませんね。

 

方位学で方位を出すには、まず家の中心を出すことです。

 

ある流派では、家全体の形の重心を取ったり、また別の流派では、家自体が入るように外側の辺を結んで、長方形もしくは正方形を描いて、その四角形の対角線が交差した所を指します。

また、別の流派では張りや欠けは無視して、本体のみの中心を出します。あるいは張りと欠けの中間点位置を使う流派もあります。それ以外に、家の主人の部屋や、大黒柱を家の中心とみなす流派もあるそうです。

 

こうやって考えると、家の中心はすごく曖昧のような感じがするかも知れませんが、それぞれの流派には、それぞれに対応するやり方があるそうなので、あまり気にしないほうがいいのかも知れません。

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