風水について解説します。

風水とは1

風水とは、人が住んでいる場所から吉兆を占い、幸運を呼び込む運命学のことです。

日本では風水と家相を混同している人もいますが、家相は風水の一部と気学を結びつけて作られた運命学です。

 

つまり、風水、家相、気学の3種類は密接な関係があるということになります。

風水は家屋に限らず、村や町そして国など、もっと広い範囲の事柄を判断するための、中国4000年の歴史の中で生み出された運命学なのです。

 

風水は単なる占いではありません。占いの多くは近未来に起きる出来事に対してのアドバイスが多いようですが、風水は積極的に不運を回避して幸運を掴む術だと言えるでしょう。

 

風水は主に地の「力」を鑑定して利用します。この力を上手く読取る事が、幸運を招く秘訣なのです。

風水とは2

風水とは外的要因によって、そこで生活する人々の精神、肉体、運勢が左右されることに対して、それを改善するための方法だと言えます。

 

風水は他の占いと違って精神的なカウンセリングも必要ないですし、哲学的な要素も排除されています。地の「力」を鑑定して、それを上手く活用することで幸運を招く事ができるので現実的なものだと言えるでしょう。

 

風水には沢山の流派がありますが、大雑把に分類すると理派(りは)と形派(けいは)の二種類に分けられます。

 

理派とは、実地での調査よりも占いでの判断を重視する一派だと考えていいでしょう。また、羅盤と呼ばれる独特の方位測定器を使用しています。

 

形派とは、占いに頼らず、純粋に地形をよく調査して判断を下す流派です。そして、羅盤は使用せず、土圭尺(どけいしゃく)と玉尺(ぎょくしゃく)と呼ばれる道具を使用します。

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