八宅風水について解説します。

八宅風水1

八宅風水の基本は、生年月日から自分の本命卦を求める必要があります。そして自分の吉凶方位を知ることができれば、それを活用します。例えば吉方位で生活すれば、運気は上昇すると言われます。

 

風水の八宅派は、八方位に分けますので、一つの方位が45度に分割されます。

八宅派は「八宅明鏡」に代表される中国風水の中でも最も有名な流派の一つですが、その根本理論は古く、風水創始時代まで遡ることができます。

 

その八宅派の基本とでもいうべき「本命卦」を用いた「宅命相配」は、その判断が明解なため中国の一般の人にも多く受け入れられてきました。例えば「宅命相配」で東四命の人は東四宅に、西四命の人は西四宅に住むのが良いとされています。

八宅風水2

八宅風水は、家や建物の向きによって、八種類の宅盤があります。八種類の宅盤があるゆえに八宅風水と呼ばれています。例えば、もし本命卦3番の場合は、南が生気の方位になります。したがって良い運気を得るために、南向きの家が最も自分に適していることになります。

 

八宅派の本命卦は、陰陽の理から同じ生年月日でも男女はそれぞれ異なります。

男性は9、8、7、6、5、4、3、2、1と年の九星の運行通りにめぐり、逆に女性は6、7、8、9、1、2、3、4、5と巡ります。

 

運を受け入れるための器としての「体(たい)」は男性は陽ですが、その作用である「用」は陰であり逆行となります。女性はその逆で本体は陰で、作用としての働きは陽となり、易の理にかなっています。また、それぞれの本命卦別の吉凶方位ですが、これも易の理念より導き出されています。

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